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企業と生産活動
■ 少数の大企業が特定の産業や商品生産の大部分を占めることを生産の集中という。
■ 少数の企業が生産や販売市場を支配することを寡占とよぶ。
■ 1つの企業が生産や販売市場を支配することを独占という。
■ 同じ種類の産業部門の企業が独立を保ちながら、価格・生産量・販売地域などで協定を結び、市場での競争をさけ、利潤の増大をはかろうとすることをカルテルとよぶ。
■ 同一産業の大企業同士が市場の支配を目的にお互いに株式を出し合って合併したものをトラストという。
■ 1つの企業が各種の産業にわたり大企業を結合し、それらを総合的に運営、支配するしくみをコンツェルンとよぶ。
■ 第二次世界大戦後、日本では独占の弊害を除くための経済の民主化を目的として財閥解体を行った。
■ 私企業による独占を防ぐために戦後、独占禁止法が定められた。
■ 外国に工場や鉱山、販売店などをもつ多国籍企業が増えている。
企業の独占形態はカルテル・トラスト・コンツェルンの3種類