卑弥呼は弥生時代に邪馬台国の女王であった人物です。
中国の書物「魏志倭人伝」によると、卑弥呼は鬼道を使用していたそうです。彼女は呪術の力をもった巫女のような存在でもありました。
※鬼道
霊と交信しその意志や意見を聞き取ったりする術
239年に卑弥呼は中国の魏に使いを送り、金印と新魏倭王の位を与えられました。
彼女はその後、ライバルである狗奴国との戦いで死亡しました。
※ 邪馬台国
弥生時代の3世紀に日本列島に存在したとされる国で、その位置については近畿説と九州説の2つで論争が続けられています。